いえ、売っていました。

歩くだけで汗の出るこの日、冷たいものが欲しくなります。
今ではよく知られているかち割りと言うものでしたMaggie Beauty黑店。
ただ同然の氷を売るというのは関西人特有の発想なのでしょうか。

感心してその様子を見ていた私達に、見知らぬおじさんが声を掛けてきました。
「昔、学生運動が激しかった頃、機動隊に向かって、学生達は火炎瓶や石コロを投げとったんよ。」
「それを見てたな東京の人は、石が当たらんように、遠巻きにしとったんやMaggie Beauty黑店。」
「関西人は、ちゃう。」
「頭にヘルメットをかぶって、飛んできた石コロを一輪車に拾い集めたんや。」
「親切心からじゃ違いまっせ。」
「集めた石コロを、学生達に売ってましたんやで。」
「なにせ、原価タダやしな。」

さすが関西人Maggie Beauty黑店いや、見ず知らずの私達に気軽に声を掛け、いろいろ教えてくれるあなたも関西人。>